「繋がらない!?」と思った時は……

 

WiFiルーターの利用で最も多いトラブルが「使い方は間違っていないはずなのに、なぜか繋がらない」といった物です。一口に通信ができない、といっても様々な理由があります。しかし、そのほとんどは設定ミスや確認不足に起因するもので、簡単に直せる場合がほとんどです。
困ったときには焦らずに、下記の手順に応じて一つ一つ原因を探って行きましょう。

1,電波マークが立っているか

確認方法 対応の仕方
WiFiルーターが電波を受信できているかどうかの確認です。
ほとんどのルーターではモニターの左上に電波マークの表示があり、受信状況に応じて最大3~5本立って表示されます。一本も立っていない場合、電波が受信できていない可能性があります。
WiFiルーターの種類によっては、屋内での電波受信が弱まる場合があります。窓際や外に近い位置に動かして、電波表示を確認しましょう。
また、山間部や海沿い・地下施設などですとWiFi電波の受信が難しくなるため、場所を移動してみましょう。

 

 

 


2,接続台数が[1]となっているか

確認方法 対応の仕方
WiFiルーターのモニターには、接続台数を示す表示があります。何も接続していない状態では[0]という数字になっており、接続を行うと[1]というように、台数に応じて数字が変化します。台数表示があれば、問題なく接続できている証拠なので、一度確認してみましょう。
なおUSBケーブルなどを用いて有線接続している場合は、[0]のままなので注意してください。
台数表示が[0]の場合、機器との接続が行われていません。端末のSSIDとパスワードを確認し、もう一度接続手順に沿って操作を行いましょう。
スマートフォンなどですと、WiFi通信がオフになっている場合もあるので、設定から確認しましょう。またよくあるのが、パスワードの入力間違いです。全角・半角、大文字・小文字などに注意して再度入力を行ってください。

 

 

 


3,省バッテリーモードに切り替わっていないか

確認方法 対応の仕方
WiFiルーターの種類によっては、接続を行わないまま(台数表示が[0]のまま)10分ほど放置されると、自動的に省バッテリーモードに切り替わってしまう場合があります。
パソコンで言う所のスリープのような状態のため、そのままでは機器側にSSIDが表示されず、ボタンを押してもモニターが点かなくなってしまいます。
省バッテリーモードを解除するためには、電源ボタンを1~2秒ほど長押ししてください。モニターが点灯したら、電波を受信していることを確認し、再度接続を行いましょう。
なお省バッテリーモードでも電池は消費されるため、外出先で長時間使うなど、電池を節約したい方はこまめに電源を落とすのがオススメです。

 

 

 


4,利用場所が対応エリア外ではないか

確認方法 対応の仕方
ルーターが問題なく起動できているにもかかわらず、設置場所を変えても、屋外に出ても一向に電波が受信できない場合、利用場所が対応エリアから外れている可能性があります。
機種によってはモニターに[NO SERVICE]といった表示が出る物もありますが、ほとんどの機種は単に電波マークが立たないだけですので、そのような際は対応エリアを見直しましょう。
対応エリアは当サイト[WiFiレンタル注意点]ページの[1,対応エリアを事前に調べておく]から確認できます。
エリアから外れていた場合は早急にレンタルサービス店に連絡しましょう。保証サービスなどに加入していれば、無料で端末交換ができる場合もあり、加入していなくても、状況を説明すれば対応を考えてくれるお店がほとんどですので、気軽に相談してみましょう。